よだれが出る美味しさとは、まさにこのこと。
肩の力を抜いて楽しみながら、家族皆が笑顔で過ごすことを一番の目標としています。
サムギョプサルサラダ
家庭菜園で採れたサンチュをふんだんに使いました。
新鮮なサンチュと、辛味極まる豚肉、香ばしい韓国海苔の最強トリオを口いっぱいに頬張る幸せ。
サンチュがない場合には、サニーレタスやえごまの葉などで代用できますが…
サンチュの方が柔らかく肉厚で食べ応えがあり、葉物らしいほんのりとした苦味も感じられるためおすすめです。
また、サンチュの方がサニーレタスよりも、食物繊維やビタミンC、カルシウムなどが豊富です。
特にβカロテンは、サニーレタスが100gあたり130μgなのに対して、サンチュはなんと3800μg!
これはβカロテンの1日の摂取目標量の4倍以上です。
驚くほど栄養価が高い食材ですね。
葉物と一緒に食べるため、お肉は辛過ぎるくらいにしっかり味をつける
作り方
•豚肉…200g
•サンチュ…10枚程度
•韓国海苔…好きなだけ
•豆板醬…大さじ2
•酢…小さじ2
•砂糖…小さじ2
•水…大さじ2
•ごま油…小さじ1
•ネギ…好きなだけ
•白ごま…すきなだけ
•塩…ひとつまみ
•コショウ…ひとつまみ
※豚肉はバラブロックやロースなど、柔らかく脂身が多い部位がおすすめ!
1.サンチュを洗い、食べやすい大きさに切り、器に並べます。
2.豆板醬(大さじ2)、酢(小さじ2)、砂糖(小さじ2)、水(大さじ2)を混ぜ合わせておきます。
3.フライパンにごま油(小さじ1)を熱し、ザク切りにした豚肉を中火で炒めます。この段階で塩コショウ(各ひとつまみ)を振っておきましょう。
3.両面に焼き色がついたら、混ぜ合わせておいたタレを入れ、豚肉に絡めます。
4.韓国海苔を手でちぎり、サンチュの上に散らします。その上によくタレが絡まったお肉を乗せ、ネギやゴマなど薬味を好きなだけかけて完成です。
美しい合理性
食べ終わった瞬間から、また食べたいなと思うほど、絶品料理に仕上がりました。
単体では辛過ぎて刺激的なお肉も、サンチュが優しくまろやかに包み込んでくれます。
先程、サンチュは特にβカロテンが豊富とお伝えしましたが、βカロテンは油に溶けやすい性質をもつ脂溶性ビタミン。
油と一緒に加熱することで、βカロテンの吸収率が格段に上がります。
調理に油を使わなくても、βカロテンをたくさん含む食材と脂質を多く含む食材と一緒に食べることでも、その吸収率を高めることができます。
本場•韓国では、サムギョプサルにサンチュは欠かせない存在。
豚肉とサンチュとの出会いは必然だったのでしょう。
そこには美しいほどの合理性を感じます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。